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身土不二の精神で育て、内蔵まで健康に!興農牛・興農豚
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◆酵母菌の働きを生かした興農ファーム
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▲放し飼いで、病気を治し畑も耕す ▲放し飼いで、病気を治し畑も耕す
▲放し飼いで、病気を治し畑も耕す
身体の調子が悪かったり、皮膚病の豚たちが自然の牧草を食べてすっかり元気になりました。
普通、動物を飼育している小屋では糞尿混じりの鼻に付く臭いが漂ってきますが、興農ファームではまったく臭いがしません。ヌカ漬けのような香りがするだけです。これは酵母菌の働きが活発なため、悪臭の元になる腐敗菌が発生しないからです。ここでは抗生物質やホルモン剤などの薬漬けとは無縁で、動物たちが生き物本来の姿でのびのびと健康に育っています。

◆動物本来の姿で育てる。
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日本では通常、肉牛のオスは、男性ホルモンを抑えて脂肪の多い肉にするため去勢しますが、興農ファームでは余分な脂肪をつけずに育てることを目的とし、去勢はしていません。「脂肪たっぷりの肉は、生活習慣病のもとになる。脂肪には有害物質が蓄積しやすいのも問題です」と、興農ファームの本田社長は語ります。「未去勢牛は日本ではうちだけですがヨーロッパでは普通に市場に出ています。日本ではサシ神話があり『脂が付いていないと牛肉ではない』といわれますが、なぜ去勢しないか?それが牛本来の姿だからです。」
興農豚も、基本的には放牧し、「噛める」餌を与えています。噛むことによって唾液が出て、舌下ホルモンが働き、唾液が細菌を殺します。動物の免疫機構はまず口の中、次に胃、最後に大腸という3つのバリケードがあります。最近の餌は粉状のものが多いため、消化が良く早く太りますが、免疫が働きにくいためすぐに病気になります。だから最初から抗生物質を投与して病気を防ぐというのが一般的なやり方です。
しかし、興農ファームでは抗生物質を使わず、内臓を健康にすることで免疫力を高め、病気を防いでいます。

◆「身土不二」の精神。餌は90%国産。
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▲自家栽培の牧草
▲自家栽培の牧草
「全て循環です」という本田社長は、牛や豚たちに与える牧草を自家栽培しています。もちろん除草剤や農薬は一切使わず、育てています。
▲臭いがしない豚舎
▲臭いがしない豚舎
臭いが全然しない。不思議!そのわけは・・・。豚舎の床下を1.5メートル下げて、炭を敷いた上に発酵堆肥を約2トン以上入れています。豚はこの発酵堆肥をほじくりながら食べたりしています。だから臭いがしないのです。
興農ファームの餌は、90%国産です。牧草は自農場で有機栽培したもの以外は与えません。穀物飼料は、道内産主体の小麦や米、大豆、米ぬか、でんぷんかす、ビートパルプなどを農場で配合して与えています。「身土不二、地産地消という言葉のように、何千年もの歴史の中で、僕たちには『地場のものを食べるのが一番おいしい』という遺伝子の記憶があると思います。また、豚を食べるということは、豚が食べた植物の命をも、ありがたくいただく、ということなんです』と本田社長は語ります。


◆生産者よりメッセージ
 北海道の興農ファーム 本田さんより


photo 「知床半島の付け根に位置する北海道標津(シベツ)町で、今から30年以上前に牧場農業を始めました。当時の肥料代は約1000万円もかかり、この肥料代を浮かすために、堆肥作りから自分たちで始め、今では120町歩の農場になりました。90町歩の畑には、30年以上堆肥のみで、化学肥料は一切入っておらず、完全な有機の牧草を牛に給餌しています。 真冬はマイナス25℃にもなる農場ですから、牛や豚の管理にも気を遣います。ゆったりした牛舎・豚舎で育て、病気になっても薬は極力使わず、漢方やお灸で治療するなど、健康第一をモットーにしています。自然のままで健康に育った牛や豚の肉は、人間にとっても安心安全であり、肉本来の味わいがあります。」
こだわり食品

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